かんずりといっても、先月末にとうとう完結した全38巻15,300枚に及ぶ超大作、“決定版カムイ伝全集” (白土三平著)のことではありませぬ。まぁ、こちらはこちらでコミック史に残る金字塔。歴史的価値もありますから、ぜひご一読を。

翻って、まさに灯台下暗しだったのが、手前の “かんずり”。
新井(現新潟県妙高市)の名物で、毎年その “雪さらし” の様子が報じられますし、何度も目にはしているものの、辛いものが苦手なため、今までずうっと敬遠しておりましたが…
「これも発酵調味料だから、ひょっとしたら」
思い立ったが吉日で手が伸びました。

帰ったら折良く「豚肉があるから冷しゃぶでもつくろうか」とカミさん。ならば…とさっそく “かんずり” をひと舐め。
「ひょえ〜、なにこれ!?」

辛くないといったら語弊がありますけど、柚子胡椒のヒリヒリするような刺激的な辛さではなく、じわ〜っと広がる穏やかな辛さに加え、甘ささえ感ずる深い味わい。
辨天娘定番の山葵醤油に代え、出汁醤油にいつものシークワーサーではなく、敢えて香りをつけないよう “老梅酢” を。“かんずり”を 溶きつつ冷しゃぶをパクリ。
「ウンマ〜い♪ こりゃ、ええわ〜」
酒以外は結構うまいものがあるんですな、我が故郷は。(苦笑)
早々に取扱いに追加しなくては…。:-)

■辨天娘 17BY八番娘 純米 “玉栄・五百万石65”
冷やで。開け立てゆえ、まだ閉じ籠っている感じ。
お目覚めまで一週間ほど?
アチチ燗(60℃近辺)にしても玉栄がちと拗ねているのか、本調子ではありませぬ。
まぁ、それまでは同じ “17BY八番のにごり” で文字どおりお茶を濁しましょ♪

写真は今はなき “16BY五番純米玉栄65” ですが、深い意味はありませぬ。:-)