三つ子の魂…

今冬初の “長靴を履いたおやぢ” 姿も雪が小康状態になったため、一日限り?
来週はいよいよグラウンド・コートと冬用の長靴で完全装備、という状況が待ち構えておりまするゆえ、その予行演習と思えば湿り気たっぷりの雪との格闘も束の間の予行演習♪
売約済にしてしまったおチャケを抱えての弥次喜多道中となることでしょう。(笑)

しかし、休みだとどうしてこんなにいいお天気になるのでしょ。
薄暗い “ここ飲み屋かい?” に差し込む陽射しが眩し〜い!!
あ、古屋とはいえ一応、UVカット・熱反射フィルムで紫外線対策済みなれど…
もちろん人の為ならず、すべてはかわいいおチャケたちのため♪ (笑)

日置桜 長期熟成純米“山笑ふ” 其の弐■日置桜 長期熟成純米“山笑ふ” -其の弐-
「もしもし、どこを見ているんですか!?」
と職質を受けそうな写真。主役はボケボケ♪ (笑)

“其の壱” から “其の参” まで進んできた “山笑ふ” シリーズなれど、うまみ溢れる “其の壱” の次に登場したこの “其の弐” に「異母兄弟か!?」と顔付きの違いを感じられた方も多かったのでは?
その多くは、良くいえば「すっきり爽やか」悪くいえば「素っ気なくうまみに欠ける」というものではなかったかと拝察いたしまするが、瓶詰め(2007.02)から間もなく丸二年を迎えようとする今に至って、ようやく本来の姿を現してくれるようになった模様。

開け立て、かつ冷やにも関わらず、穏やかな熟成香とまろやかな口当たり。そして、和三盆で拵えた蜜のような上品な甘みを味わわせながらも、その甘みが涼やかにきえていきまする。

喜び勇んで燗をつけましたが、決して煮ないようにっ!!
闇雲に熱くするだけでは、それこそ本末転倒というものですわ。
このせっかくの蜜の味を損ねたら、何のための燗なのかわからなくなってしまいまする。
転ばぬ先の杖で、熱燗(50℃近辺)からせいぜい飛び切り燗(55℃近辺)未満で♪

おかげでたっぷりあったマトンも見る見る腹に消え、鮪の中落ちまでも以下同文。
厚揚げ・蕪・人参・マイタケの煮物やほうれん草槽の胡麻和えもパクパク、ムシャムシャ。
もちろん「お代わり〜♪」ですから、ただの甘々酒でないことはおわかりですな?

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三つ子の魂…” に対して4件のコメントがあります。

  1. hirorin より:

    しばらく燗酒飲んでないけど
    このボケボケ写真見てたら、どんな味だっけ?と
    想像力を刺激され、懐かしい味を思い出すような感覚に・・。
    最初の頃は、山笑ふってラベル見ただけで一緒に笑いたくなってたのも思い出しました。
    主役ぼかした効果出てます(笑)
    久々に飲む燗酒は、やっぱりお薬の「どぶ」クンからがいいかなぁ。

  2. たっぱ より:

    初めて熟成酒の素晴らしさを知ったのが、熟成燗あがり純米でした。最初はふーん、という程度の印象だったにもかかわらず、4日目くらいにその芳香(私の頭の中にあるイメージとしての)、と、まさに蜜のような甘味に酔いしれました。また、飲み込んだ瞬間に、程度のいいほうじ茶を飲んだような爽快感をおぼえ、これが「きれ」ってやつかな、と思ったり。

    ありゃぁ、値段も安かった。

  3. おやぢ より:

    To hirorinさん
    わぉ、お久しぶり〜。元気ですか?
    万能薬もいいけれど、草臥れている時には熟成酒もいいのですよ。
    熟成によりアルコールのクラスターが細かくなっていますから、
    消化・吸収し易く身体に負担をかけませんし、この密が滋味になってくれまする。

    時間ができたら、また生存報告、もしくはコメントを♪

  4. おやぢ より:

    To たっぱさん
    ゴッドファーザー、お元気なようでご同慶の至りです。(笑)

    燗あがり純米、どこかで飲んだ記憶が朧気にあるのですが…
    仕入れ損ねたアイテムです。昨年のひやおろしも取っていないし…。(汗)

    これも税込でさえ3千円未満ですから、長期熟成ものとしては十分に安いですよ♪

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