キツネやタヌキに化かされる噺は数多あれども、まさかカメに化かされるとは…。

「原酒の方はもうないんですよ」
という説明を真に受けていたおやぢですから

2000年春に登場し、新市場を開発した、あの「仙亀」を、長期熟成して出荷します

という案内に “原酒版” があったのには、腰を抜かさんばかりにビックリ!!
「専務が隠していたのかぁ」
カメも歳を取ると人を化かすようになることを、その日、学びました。(爆)

ついでにちと引用を…

非常に高い酸度と豊かな熟成香が、食中酒としての完成度の高さを伺わせます。
基本的に醤油ベースの料理にベストマッチです。
 ☆治部煮(とり肉で)
 ☆アワビの肝焼き
 ●マグロの赤身の刺身
 ●上質な鱧の湯引き
 ●鯖の酢〆
 ●茹で海老の寿司
原酒は、グラスに氷を入れて、ワイン感覚でお楽しみいただけます。
暑い夏の昼下がり、ブランチのお供に、いかがでしょうか。

酸が独特♪

酸が独特♪

●仙亀 熟成純米【原酒】
あの『泪、泪でございまする〜』の別れから三年余り。
詰日付からすれば、ナント、10年ぶりとなるこのラベル。
まだ前のを持っているとしたら…ま・ぜらさん?

色は思いの外に薄いですな。たぶんマイナス貯蔵でしょう。
まだ舌に残る1999.10詰のとろけるような甘さとは打って変わって、2009.07詰のこれはワイン感覚というより「軽めの梅酒?」と見紛うような酸が持ち味。
もっと熟れればこの酸がいつか甘さと感じられるようになるかもしれませんが、なるほど今は確かに夏向き♪
だからといって、氷なんぞ入れるものですか!!
冷やジュルの後はいつものようにアチチに…とも行かず。(笑)
まだ硬さも残るように感じたので若干の手加減を…で熱燗(50℃近辺)のちょい下。
1999.10詰の熟女の魅力も良かったけれど、このおきゃんもなかなかの女っぷり♪

麻婆豆腐やマヨネーズで食べるブロッコリーに伸ばす箸のスピードが加速しまする。
脂たっぷりの鰈の煮付けもバッサバッサとその脂を捌き、杯の方ももちろん加速。
あっという間に定量が終わり…はいいけど、その後の記憶がない夜となりました。(汗)