立秋前夜

遅れに遅れた梅雨明けから数日、いよいよ夏本番を思わせる暑さが!? から一転、
今朝は土砂降りの雨に祟られて髪の毛がビショビショ。
「お〜い、シャンプー持ってきて!!」と風呂代の節約を? (笑)

ようやく♪
ようやく♪

●奥播磨 生酛純米 “誠保(じょうほ)” H18BY
開けて数日、ちょっとバラツキを感じた味わいにようやく芯が一本通ったみたいですな。
“睡龍” のそれとは異なり、図太さを感じさせるのが “奥播磨” らしいところでしょうか。これが山田錦や雄町を使ってしまうと、もっとうまみたっぷりになるとはいえ、食とともに楽しむのはこれで十分かと。

アテは、ハタハタの一夜干し。ハタハタは独特の香りがありますけれど、まっとうな酒と合わせれば、ともすると生臭さともいえるそれを苦にすることもなく、いい肴に♪
茄子炒めに挽肉の餡かけ?と思ったら…
どうやら味○素の麻婆茄子らしく、どぎついほどの濃い味付けにあのまとわりつくような後味が…。
中華にも合わせられる図太さを味わってみたかったけれど、この後味だけは如何ともし難く…。
でも、こういうのが当たり前どころか、「すごくおいしい!!」という人の方が多いのでしょうなぁ。
『あなたのベロは食の履歴書』(笑)

車麩・玉ねぎ・シメジの卵綴じで口を直し、再び “奥播磨” をグビり♪ な夜でした。


師走も半ば

篤姫”、終わっちゃいましたね。
まさか逝かせるとは…。読んでいないからわかりませんが、原作どおりなのでしょうか。
まぁ、史実としてはともかく、久しぶりに楽しめた大河ドラマだったように思います。
それにつけても、“滝山”、いい女っぷりでしたなぁ。(笑)

奥播磨■奥播磨 純米吟醸スタンダード H14BY
「15年6月の詰め!? こんなのあったっけ?」
いつ開けたのかもすっかり忘れ去られていた放置酒群の中から発掘♪
五年を超え、山田錦や雄町を使った “奥播磨” なら、ようやく練れに練れてうまくまとまったうまみがトロ?ッとした甘みに感じられる頃合いでしょうが、夢錦、しかも開栓されていましたから、早、枯れ味も見せながら、芯のうまさはやはり “奥播磨” ならでは。
もちろん色合いは、当地の古老なら…
「おいっ!! なんだこの酒、腐っているぞっ!!」
と叫ぶであろう、まっ黄っ黄!!
いいじゃないの? 幸せならば?♪ (笑) ← YouTube

アテは、仕出しの鰈の煮付け。甘さが抑えめで好ましい♪
同じく鮭の塩焼き。うぅむ、いくら “一鰭(いちびれ)” ともいう “一のヒレ(*1)” とはいえ、この切り身のデカさは…「ここはアメリカじゃないぞ」と開いた口がふさがりませぬ。
茄子のカレーはうどんにからめながら。

良く練れたおチャケは身体にもやさしいのだぁ?♪
と久しぶりの “ここ飲み屋かい?” が一週間後に迫った夜でした。:-)
 


 
*1:一鰭・一の鰭 いちびれ・いちのひれ


初柏♪

そりゃあ、千葉へ行ったことくらいはありますよ。
ちょっと前なら成田APまで大英帝国に旅立つ一番娘を送っていきましたし、うん十年前まで溯れば常磐線だって上野から何度も乗ったものです。ただ、行先は決まって我孫子でしたから、店名を伏せられたまま毎度毎度涎を誘ってくれるこちら(→その一・→その二・→その三)のもそっと先だったとはいえね。

Google Maps

こちらから柏は決して近くありませんから、こうして罪作りな Google のストリートビューで開かずの扉を眺めては虚しい溜め息を重ねていたのですが…
先日、酒の縁がとうとうその扉を開けてくれました♪

「はじめまして」の店長。
やたいち
しかも主(ぬし)ともいえるkazuさんのお声掛けで集まってくださった面々に囲まれて
仰けから燗酒で…( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!!

店長が用意してくださったアテの数々。:-)
「うわぁ、ウンマ〜い!!」のチーズと無花果のパテ仕立て(左)と鰆の刺身(右)。

FoodsFoods 2

「でかぁ〜!!」と目を丸くした高足蟹(左)と常陸牛の葡萄包み焼き(右)。

Foods 3Foods 4

せっかく用意してくださったのに、「カニとエビはちょっと…」のおやぢ。X-)
なれど、葡萄の甘酸っぱさと常陸牛の程良い脂が口の中に広がるともう箍が外れました。
手当り次第にひたすら燗酒をグビグビり♪

店名の由来にもなっているおでん(左)。秋刀魚のつみれ旨し♪
狼亭さんが持ってきてくださった杯台(右)もいい景色でしょ!?

Foods 5杯台

いただいたお酒は…
旭若松H16BY加水版でスタートの後は、ちゃっかり開栓された味わいを試させてもらった日置桜にごりH19BY・奥播磨山廃袋吊りH15BY・天穏にごりH19BY・鷹勇強力の郷H13BY・小笹屋竹鶴大和雄町14BY・生酛のどぶ・睡龍・山陰東郷・鯉川・武蔵の里純米原酒・・・
とのこと。ほとんどパクり。(笑)

総勢12名と席が足りなくなった面々が次々に繰り出す燗酒オーダーは引きも切らず。
店長とおばちゃんは休む間もなしの三時間が瞬く間に過ぎ、お開き〜♪

快く受け入れてくださった店長、いろいろとお手配してくださったkazuさん、
たいへんお世話になりました。
近くから遠くから、そして二連チャン三連チャンにもかかわらず…という猛者も含めた参加者の皆々様、どうもありがとうございました。
またお目にかかれますことを切に願っておりまする。

てな訳で…店名初公開♪

■日本酒とおでん やたいち地図
 千葉県柏市旭町1丁目4-11
 Phone: 04-7144-1881
 Open: 17:30〜/日曜休み


まだ終わりませぬ

世の中では今日が “仕事納め” らしいですけれど、ちっとも納まらない因果な稼業。
今日も今日とて民営化なった郵便局で口座開設。
嫌な顔も見せずに応対してくれた川○さん、忙しい日にあたふたさせてゴメンね♪

奥播磨■奥播磨 山廃純米スタンダード H17BY
「ダメだ、こりゃ!!」
冷やではとバラついた味わいに閉口してしまいましたが、アチチ燗(60℃近辺)手前から冷ますと…
「若さは残るけど、いいじゃない!?」
もっと開かせて、“兵庫夢錦” の山廃らしい溢れんばかりの酸を楽しみたいけれど、この時期は寒すぎて開栓放置のし甲斐がないんですよねぇ。

アテは鯖の蒸し煮。粗くおろした “おにおろし” がたっぷりかけられ、鯖をさっぱり、パクパク食べさせまする。
サラダ烏賊のゲソやエンペラ・胡瓜・水菜・もやしのサラダ。これにはマヨネーズを。
牛薄切り肉ともやし、水菜の炒め物。塩胡椒でシンプルに。
そして、青菜とビーフン、豆腐の炒め煮。

一人増えると食卓もにぎやか。
「お代わり〜♪」で出てきたこれ…

■生酛のどぶ H17BY仕込14号 +9
「○○も飲みたいんだって」「群馬泉じゃないよ」「いいの、どぶも」
てな訳で、三番娘には奪われるは、「あたしも」とカミさんにも奪われるは…。
トドメが「(一升瓶が)もう空よ」って、一昨日開けたばかりでしょ!? orz


うえ飲み屋かい? VS ここ飲み屋かい? :-)

NYからこじこじさんを迎えての “うえ飲み屋かい?” が、あの “作-ZAKU-” さんで開かれるというのに、遠く離れたこの地で黙って指を咥えている訳にはまいりませぬ。
ってことで、こちらも負けずに “ここ飲み屋かい?” を…。
ただし、この日は裏ヴァージョン♪ (笑)

お盆のさなかに二人目のお孫さんに恵まれたH1兄と、先日、6日ほどの入院生活をおくったK兄の快気祝いも兼ねて、♂組だけに招集をかけたはずなのに…。
どうやら情報漏洩があったらしく、♀組までも一人二人と訪れ、とうとう裏メンバー10人全員集合。「裏だから1Fで」のテーブルスペースは鮨詰め、満員御礼♪
♂組のセキュリティは…こんな時代でありながらザル同然のようですな。X-)

天穏ビールで喉を潤した後は、思い思いに好みの酒に。
燗酒組は…これでスタート。

■奥播磨 純米吟醸スタンダード H15BY
涼冷え(15℃近辺)庫に居座っていただけあって、実にいい練れ具合。うまみがありながら、だれないだけのキレもあり、スタート直後からグビグビモード♪

早々に “奥播磨” が空いてしまったため、リリーフは…。

■天穏 純米 “改良雄町七割” 7号酵母(火入) H18BY
ホワイトバランスが崩れたお見苦しい一枚ではありますが、この “天穏”、余所で見かけるのとは、ちょっと違う顔。“生原酒” の時から目を着けていたお酒ゆえ、オリジナル版でのお目見えと相成りました♪

アテは、カンパチ・鮃・鯛・烏賊・甘海老、プロの手になるお刺身盛合せに、蛸の頭・牛タタキ・ローストビーフを…と準備を進めていたら、お持たせが続々と…。

残骸K兄家からは枝豆・茄子漬け・大根と貝柱のサラダ。T兄家は烏賊の味噌漬け。H1兄家は合鴨の燻製。H2兄家は “秘伝(枝豆の品種名)”・“かきのもと(食用菊)”。
他にもポテトサラダ・揚げ出し豆腐・里芋の鶏そぼろ餡かけ・辛子漬・・・
トドメはY姉お手製の栗おこわ♪
これなら情報漏洩も悪くない!? (苦笑)

テーブルに載せきれないほど盛り沢山のアテ。加えて、気が置けないメンバーとくれば、ただでさえうまいお酒がさらにうまくならないはずがありませぬ。
途中、“酔電” で上石神井に逆乱入♪
こじこじさんのお声を拝聴することもできましたぁ。:-)

裏メンバーからたくさんの元気をもらい、ようやくここの復調にもメドが…。
二枚目は一夜明けた残骸ダス。(笑)


帰省ラッシュ

Scene日の出はだいぶ遅くなったものの、いざ照れば、その眩しいこと。外にいるだけで汗が滴り落ちまする。
なのに、こいつらときたら…

ここは蝉団地か!?

てな写真ですが、何匹いるか、分かります?
お盆を迎え、ますます暑さが厳しくなっておりますな。X-)

民族大移動のこの時期、我が家にも弟家族が帰ってきました。仕事を終えてキリンの “ニッポンプレミアム” で喉を潤していると、子どもたちの花火につきあっていた弟が「燗酒が飲みたいなぁ」と隣にどっかりと腰を下ろします。どうやらおやぢの飲む酒を待ち構えていた様子。
しょうがない、とまずはこれから…

辨天娘 17BY八番娘 純米にごり酒 “五百万石・玉栄65%”
ぐふふふ、思わず腹黒笑いがでてしまいますな♪

アテは、またしてもアナゴ♪
此度は2本で1束になっているもの。やはりこのサイズがもっともアナゴらしさを味わえますなぁ。
芋茎の胡麻和えや煮物を食べながら、最初の一本があっという間に空に。
次いで…

日置桜 純米 “生酛強力” H16BY
アスパラのベーコン巻やハンバーグなどもつまみながら、二人でグビグビ♪
ちょっと呑み方が荒かったかしら、かなりのハイペースですぞ。
またしてもお代わり〜!!

奥播磨 “XX” 純米 H17BY
この後、“どぶ” を呑んだような気もしますが、酔いの回りとともに記憶も…
飛びます!! 飛びますっ!! (爆)


あれれ、ラベルは!?

申し訳程度の裏貼りと首の輪ゴムにかけられた荷札。
「お〜い、ラベルはどこだぁ〜」
まるでサンプルと見紛いそうですが…この荷札がラベルですからぁ。
一升瓶のサンプルなんて、それが本当ならどんなにうれしいことか。(笑)

読みは…こらこら、ペケペケではありませぬ、ダブルエックス。その名前で往年のセリカXX、それも初代XXを思い出してしまうのは、おやぢの性(さが)でしょうかねぇ。

奥播磨奥播磨 “XX” 純米 H17BY
“竹鶴 雄町純米” ほどではないにしろ、多酸性酵母のおかげで異様に高い酸を誇るこの酒。届いたばかりで開けた時は、奥播磨らしいたっぷりの甘と豊富な酸とが勝手気儘に口の中を駆け巡ってくれて、「何、これ!?」と思ったもの。
あれからひと月半の常温放置を経て、やっとうまみと酸との折り合いがついた様子。

いつもより10秒控えめに飛び切り燗(55℃近辺)ほどから冷ますと、「ウンマ〜い♪」と相好を崩し、いきなりのグビグビモードにシフトチェンジ♪

アテは、飛魚の刺身。葱のみじん切りとともに山葵醤油で。淡白な中にうまみもあり、箸が進みますこと。
胡瓜と合わせた茹で烏賊は “かんずり” マヨネーズで。火入れがなくなったので “生かんずり” を使ってみましたが、こちらの方が辛さがビビッド。そこに燗酒をすすりますから、もう汗がダラダラ。当然、酔いの回りも加速するわけで…。

「昨夜、またお代わりしたでしょ?」とカミさんに云われても…
「記憶にないことはお答えできませ〜ん」と相成る始末。(´ヘ`;)ハァ


田舎の喧噪

やかましいWindows PCのファンの音から逃れ、やっと帰宅という短い道すがら、夜の静寂を破ってくれるこの声たち(mp3:音出ます♪)に包まれまする。
しばらく立ち止まって聴いていたものの、やっぱこいつらもやかましいっ!! X-)

奥播磨■奥播磨 生酛純米 “誠保-じょうほ-” 無濾過生原酒 H18BY
今季が初挑戦だった “奥播磨” の生酛。原料米は兵庫夢錦ですから「むしろもたつかなくていいか」と開けたものの、生酛特有の含み香ときれいな味わいはいいとして、「奥播磨らしいふくよかなうまみは?」と首を傾げていた開栓直後から10日ほど経って、やっと「これこれ、これなら○」というふくらみが…。

飛び切り燗(55℃近辺)にするとお約束の生臭が出てきますが、これはご愛敬。冷めてくると生酛ならではの爽やかな香りと程良く締まったうまみが心地良く、思わず「いいなぁ」と口から漏れて…。
初挑戦ながらこれだけの味にしてくれるとは…来季も楽しみ。が、如何せん本数が限られていますからねぇ。なくならない内に、さっさとお手つきしましょ。(笑)

鶏から出た脂がフルフルと煮凝りのようになった胸肉と玉葱の煮物がウンマい。セリ・油揚げ・シメジ・シラタキの煮物は、セリの風味が堪りませぬ。
豆腐の卵とじや青菜のおひたしもつまみながら、またもやお代わり〜♪
だって、これもアテにしちゃいましたから。:-)


あなた百までわしゃ九十九まで

「お祝いしよっ!!」とゴールデンウイークの一日、恰好の呑む口実を与えた我が夫婦。
帰省していた一番娘と二番娘にいつもの仲間が加わり、賑々しい宴のはじまりは…

Scene「暑かったね」とハートランドで
( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!

アテは、イナダの一匹ものお造り・鰆のタタキ・鰺の刺身・蛸の頭とずらり生ものが…。
蛸以外は半額でしたから〜。(笑)
青豆豆腐と湯葉豆腐は “吟醸かんずり” をのっけて。
「へぇ〜、いつものように塩もいいけど、これもうまいね」と大好評。たぶん、クリームチーズにのっけても合うと思いますよ♪
ナムルには “吟醸かんずり” を富士酢で溶いて、辛さと酸っぱさを追加。
野菜スティックには熟成もろみ味噌を。H1兄差入れの独活の浅漬けは山の香りいっぱい。いただきものの “花わさび” の醤油漬けもいいでしょ?
となれば、当然、「燗酒〜!!」となるは必定。:-)

■群馬泉 山廃特別本醸造生原酒 “初しぼり” H15BY
うぅむ、元々アルコール添加を感じさせない “初しぼり” ですが、やや生臭は残るものの、しっかり練れて、ウンマ〜い。きっと誰もアル添だとは気づいてないはず。

「おまちどおさま」と大きな寿司桶が届き、ますますピッチが上がりまする。
おやおや、スパークリングワインも呑むの?
「えっ、酒がないって?」
さすが四合瓶、あっという間に空きますなぁ。
開栓後の楽しみと値付けから、どうしても一升瓶をすすめてしまうため、四合瓶の回転が悪くなる一方。てな訳で、この日は四合瓶処分デー。(笑)

■奥播磨 純米吟醸 “芳醇辛口おりがらみ” 無濾過生原酒 H15BY
ここまでくれば、“奥播磨” も安心してアチチ燗(60℃近辺)に。

娘たち差入れのケーキまで登場し、テーブルの上も大賑わい。
「ところで、何回目だっけ?」。それは云わぬが花でしょ♪


卯の花月

気が抜けたソーダ水のように素っ気なく月が変わったと思ったら、いきなり真夏日?
狂った冬につづく春もまた狂ったままなのでせうか。

奥播磨■奥播磨 山廃純米スタンダード H16BY
冷やで。もう半年待てば、あの「梅酒!?」と見紛うような酸が出てくるやもしれませんが、今の方がむしろ “山廃” らしさは分かりやすいかと。

アチチ燗(60℃近辺)にしても、下り調子に当たったときの “奥播磨” とは違い、きちんとまとまり、かつ締まったうまみ。飲み頃を迎えていることの証でしょうか。

アテは、ビンチョウマグロの刺身。生憎、山葵が切れていて、柚子胡椒を使いましたが、どうも苦手です。刺激的な辛さだけが突出しつつ、後を引く。ベロにやさしくありませぬな。
なのに…
烏賊・胡瓜・長芋・エノキの柚子胡椒醤油和えも。orz
大根・人参・じゃが芋・蒟蒻などの煮物でベロをクールダウンしつつ、すき焼きでお腹いっぱい。

もう四月なんですねぇ。