昨日は浮き世の義理の会合が終わった後、お定まりの懇親会。
飲み物は…と見ると、ビールは味のない、あの銀ラベル。酒は中身不詳のお銚子が…。
おやぢは、アル添・老ね酒も苦にはしないが、それは良くできた酒でこそであって、決して何でも良い訳ではないのだ。

あのビールではとても飲む気にならないから、それは芸妓さんへのお酌用にして、しょうがなしに燗酒をひと舐め。
隣にいた関係者に「ここの酒はどこの?」と聞いたら、地元某蔵の佳撰クラス普通酒との答え。
「へぇ〜、これが…」

炭を使いすぎた酒特有の、あの臭さはないが、アルコールが浮いて味が割れ、それがせっかくの熟成香を老ねの一歩手間にしてしまっている。
後味?良い訳ないじゃない。
未だにこの程度の酒で良しとしているなんて… だから外で飲みたくないんだ。

メンバーは明かせないけど、一応、それなりのお歴々。なのに、今以て普通酒。
地元で飲んでくれていた人たちは、とっくにパック酒や合成酒、果ては甲類焼酎へと流れていっているというのに、旧態依然の商品政策。
蔵元も店も、顔さえつきあわせれば「売れなくて…」「暇だ」とこぼしているのに、危機感がまったく感じられない。
だったら、「量を売らなくても良い酒」「よその店より若干割高でもはるかに旨い酒」を真剣に考えろよ。
無性に頭をかち割ってやりたくなった。

その実、こちらの頭が不味い酒で割られてしまったんだけど。(>_<);