夏子の酒 by 尾瀬あきら
新装版が完結したので、久々に読み返してみた。
内容については触れる必要はなかろうが、今でも泣ける話が随所に展開され、連載時の熱を懐かしく思い出した。
尾瀬さん、この時期が一番乗っていたかも。
以下余談。:-)
【其之壱】
5巻の表カバーに書かれた「居酒屋」は、bbsに書き込んでくれる某奥様の地元にあり、彼女のホームグラウンドでもある。
9月某日、某奥様とそのご学友の3人で訪れた。尾瀬さんの色紙に目やりながら終電間際まで神亀(マイナーヴァージョン)を痛飲。店の在庫がなくなりかけた。
尾瀬さんご推奨の「櫃まぶし」も良いが、「白レバー刺し」が絶品。
【其之弐】
アマゾンのおすすめにも書いたが、5巻のあとがきに登場する「おやっさん」は、竹鶴酒造の石川杜氏。
NYヤンキースの松井選手に似ている(彼の方が年上だから、松井選手が石川杜氏に似ていると云うべきか)彼を「大魔神」と呼ぶ向きもあるが、あの年齢であれだけ老成(褒め言葉と思って欲しい)している人は初めて。
【其之参】
最終6巻のあとがきには、尾瀬さん自身が「もやしを撒いた」麹で仕込まれたという、「おこぜ」が登場する。
この洒落につきあったのは、昨年から奈良・久保本家酒造に移られた加藤杜氏。鳥取で副杜氏を務めておられた時にお目にかかった。その時に手がけた「生もと強力」が熟すのは、まだまだ先のようだ。
常温放置がおすすめ。
皆さん私がもやしをつけた酒を知らないで飲んでる…ひひひひひ
○谷さんのとこ?
なら、「もやし」は諦めますが、「唾」はダメよ。:-p
kanzaさんより某酒屋@○野○さんの唾つきが、もっと多いか。:-)
唾はね。
○谷さん以外も、皆さん知らず知らずに…
イ~~~~~ッヒヒヒヒ
う〜ん、煮酒ウイルスに感染の恐れあり。
まともな飲み手と造り手にはむしろ善玉菌だから、厚生労働省への告発はやめておきましょう。
この際だ、どんどん移しちゃえ!! (^o^)/~
売り手の大多数は昔ながらの抗体が邪魔するから、せっかくの煮酒ウイルスも悪玉扱いされちゃうんでしょうな。
_| ̄|○ 悪玉かぁ…
ガックシこなくても… 🙂
それは極端としても「奇人」ではある。:-p
「今の農業は正気と狂気が入れ替わっているから、まともなことをすれば奇人に見えるだけ」-夏子の酒より-
売り手も大差ないでしょ?