道中双六 -其之壱-

いつもの具沢山の味噌汁で朝ご飯をいただき、ご当主ともんさんに見送られながら万葉の地、大宇陀を後に…。
「蔵も見ず、酒も見ず、何しに行ったのか?」というツッコミはご無用!! (笑)

長谷寺「さて、どうする?」とサイコロをふったら…
“どぶ” の総本山 “久保本家” を辞した矢先だというのに、ここまで進んで『一回休み』。(笑)
真言宗豊山(ぶさん)派の総本山、“長谷寺” です。

門前町の細い通りを抜け、階段の先の仁王門をくぐると、ご覧の登廊。リンク先の案内図のようにこれ一本だけではありませぬ。鉤の手を二つ越えて、やっと尾上の鐘が吊るされる鐘楼とどでかい本堂に到達。
折しも堂内ではご本尊を前に法要が営まれ、読経の声が厳かに響いておりました。

花のお寺” も桜がわずかに残るものの、手入れが行き届いた牡丹や石楠花などにはまだ早く、新緑の方が目立ちます。

長谷寺写真は、西参道を五重塔から本願院へ下りながら見上げた本堂。金ぴかの文字が眩いですなぁ。

さすが全国に3,000余の末寺を持ち、 信徒はおよそ300万人といわれる大宗派の総本山だけあって、至る所が立派な設え。
この境内すべてを維持する財源はやはりお布施でしょうが、アウディのハンドルを握る僧を横目に…
「いったいどれくらい上がるのだろう」
と貧乏人は下衆の勘繰りをしたくもなるってもので…。(苦笑)

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