竹鶴一昨日、零したばかりですが、「今年出た」という条件には当てはまらないものの、取りあえず口にすることは叶いそう。(笑)

それはさておき、今年も神無月の訪れとともに流れはじめた “竹鶴生酛” 狂騒曲。
相変わらずの争奪戦が繰り広げられ、こと一升瓶の入手は困難を極める中で、或る方に救われたお話を。

9月某日、「一升瓶は…」という予約に対する返信を目にした瞬間、「うげぇ〜っ!!」と唸った後は言葉もありませんでした。
試験醸造のようなものだった16BYから本仕込となった17BY。一升瓶も加わったことですし、「せっかく飲んでいただくなら」と一升瓶を主体にし、四合瓶は極力抑えたことがまったくの裏目。読みの甘さを謗られてもしょうがありませんが、これほどまでとは露知らず、己が不明を恥じるのみ。orz

「あの人にも飲んでもらいたい」「この人にも」「そこのあなたにも」
どうやっても足りない本数を如何に分けるか思い悩んでいたら、いつものあの方から「頼み損ねていた」と輪をかける話まで。普段なら、ありがたくて涙を流さんばかりに喜ぶところですが、ただでさえ喧嘩のタネのこれとかあれとかだけは…うれしさを通り越して、胸が痛む思いです。

すると、予約をいただいていた或る方から
「実は○○さんからもいただきました」
というお話しが…。これはもう、まさしく地獄に仏。
身勝手なことは重々承知の上、藁にもすがる思いで
「今になって一升瓶がない!! っていったら怒りますよね!?」
とお伺いしたところ…

全体数がそこまで少ない事を昨日、今日で実感しました。
竹鶴生酛は皆で飲むのが良いと思います。
一升瓶は、まだ手に入れてない竹鶴ファンに行くべきと思います。

とのお返事。
何と寛大な、“風の谷のナウシカ” のあのシーンを思い出してしまいまする。

手に入れられるだけ手に入れて、一人で仕舞い込んでしまう方も多いでしょうに、
この或る方の行為は、ホント
 呑兵衛の鑑!!
おかげで某店にて口にされるであろう方々が、延べ30名ほど。(笑)

Tさん、本当にありがとうございました!!
今度お目にかかった時には、お礼に熱い抱擁を♪ (爆)