モアイ研♪
ここ数年、蔵入り前に「おやっつぁん」を訪ねられるついでに立ち寄ってくださる酒モアイこと、石川杜氏(竹鶴酒造・広島県)。
ありがたいことに今年もお出でいただけることになりましたので、独り占めしては申し訳ない、とお声をかけたところ、今週末に催される学園祭前の超多忙な時期にもかかわらず、新潟大学日本酒サークル “四合瓶” の有志が「ぜひとも♪」と。
然らば…去る三月、お蔵の専務をお連れした「ココロとカラダがよろこぶ」お店、“marilou(マリールゥ)” さんにゼミ室の提供をお願いし、一夜限りの “酒モアイ研究室” が♪ (笑)
「下手にモザイクかけられると悪いことをしているみたい」とそのまんま承諾済の面々♪
ゼミ名どおりの石川にはじまり、秋田、山形と日本海側生まれの野郎組に、紅一点は福島産。
奇しくも北陸・東北の銘醸地出身者を相手に、今もなお薄酒・冷酒礼讃の此の地で『まっとうな酒』論を説くは、越後杜氏仕込みの広島杜氏、という珍妙な図と相成りました。(笑)
まずは、軽〜くオリエンテーリングから♪
ゼミ生は、初めて会う酒モアイ杜氏に緊張の色が隠せませぬが、さすが日本酒サークルのメンバーだけあって、この後のきき酒は真剣そのもの。
そして、いよいよ開陳される『生酛論』。
話の内容がそれぞれの専門とダブるところもあり、まさしくゼミというに相応しい一時。
うぅむ、アカデミックだぁ〜♪ (笑)
実習用の教材は♪
■小笹屋竹鶴 生酛純米原酒 H17BY仕込19号
■小笹屋竹鶴 生酛純米原酒 H17BY仕込35号
■小笹屋竹鶴 大和雄町純米原酒 H14BY
■竹鶴 雄町純米にごり原酒 H16BY
■竹鶴 純米 “秘傳” H14 or 15BY(?)
おやぢ「これ、どれくらいにしましょ?」
モ杜氏「そいつはかなり苛めないと…」
おやぢ「じゃあ、いつもどおりに♪」
メーターを振り切り、悲鳴をあげる酒燗計にもまして、酒の色に注目♪
お燗番と飲むのに追われ、お料理の数々を撮りそびれましたが、“marilou”さんご夫妻も加わった頃にはすっかり寛ぎ、さながらホームパーティー♪
「ユルユルと」がテーマのゼミは夜更けまで延々続いたのでした。:-)
“marilou" さん心尽くしの「ココロとカラダがよろこぶ」献立♪
●庄内麩のカリカリ揚げ黒七味風味
●重ね煮筑前煮
●根菜重ね煮とかきのもとの豆腐マヨネーズ和え
●秋鮭とイチジクの包み焼き
●車麩のカツ
●豆乳温豆腐
参加してくださった “四合瓶” のみなさま、すっかり甘えてしまった “marilou” さんご夫妻、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
そして、酒の縁をつなぎに遠路お越しくださった石川杜氏に感謝いたします。
なお、10月27日(土)・28日(日)は第48回“新大祭”。
ちなみに「にいだい」ではありませぬ。昔から「しんだい」。:-)
■新潟大学酒の陣 主催:日本酒サークル“四合瓶”
へもお運びくだされ♪
■cafe and zakka marilou 【地図】
新潟県新潟市東中通1番町86-28 サカイビル1F
Phone. 025-228-0470
月〜木・祝日:11:30〜18:30(LO)/金・土:11:30〜22:00(LO)
定休日:日曜+不定休
無知で申し訳ありません。
「marilou」さんって、どんなお店なのですか?
To bokkaさん
拙blogで緑色の文字は、リンクが埋め込まれていることの証し。
ですから、店名をクリックした先にある公式ブログでお確かめください♪
横着してゴメンナサイ。m(__)m
お、写ってる・笑
新大祭のリンクまでしていただき、ありがとうございます!
今日は残念ながら雨だったのですが、
明日は晴れの予報なので、ホッとしているところです。
あと、お風邪をめされたのですか?
最近、寒くなったり、温かくなったりだったからでしょうか。
深夜まで飲んでいたからではないのですよね・笑
お大事に。
大学生の頃から、こんな美味しいお酒に巡りあえるなんていいなぁ。
あの頃の私といったら、肩肘張って、なんちゃらカクテル、なんちゃらリキュール、
うーんベイリーズって美味しい、なんて言ってました(汗)。
「うーん、竹鶴すばらしい!」って言っていたかったなぁ。
To りりさん
顔出し、お約束ですから♪
学祭、あの雨では出だしは良くなかったかも知れませんが、
今日は快晴。気合いを入れて挽回してくだされ♪
表に現れるのは潜伏期間が終わってからですからぁ。
おかげでもう大丈夫ですよ。消毒が効いた!? (笑)
To まき子さん
こちらも飲みながら頭が痛くなるっておかしいなぁ
と勘定を払って表に出たら、裏口に合成酒の空瓶がどっちゃり!!
「あっ、納得♪」「でも、メニューは2級酒となっていたぞぉ」
という学生時代でしたから。(苦笑)
現代の方がまっとうな酒に出会える機会は、明らかに増えていますよね。
嗚呼、懐かしの「marilou」。
専務とご一緒したのが思い出されます。
学生の頃から「竹鶴」を呑めるとは「四合瓶」の面々は幸せですね。
罰ゲームのノリで「ポン酒イッキ」(多分、三増酒)をさせられて以来、
日本酒は避けてました。
何も知識がないと旨いのに辿り着けないのが日本酒の難しいところです。
新潟の人にこそ呑んでほしい酒ですね、「竹鶴」は。
To ちゃむさん
専務と伺った時も愉しかったですねぇ。
学生の頃から…ではなく、「学生だから」今の内にしっかり知ってもらいたいもの。
バカな大人を真似ちゃいかんス!!
それと、ホントは知識なんていらないんです。
まっとうな食べ物さえ食べていれば、自然と舌で気づいているはずですから。
新潟の人もそろそろアル添・冷酒盲信から抜け出さなければ…。
どんなにうまい料理でも酒がボロでは料理も台無し。
そのことにほとんどの飲食店が目を向けていないでしょ!?
鎖国期の江戸時代でさえ、さまざまな食文化・酒文化が花開いたというのにねぇ。