頭上で白鳥の声が…

Scene朝晩の冷え込みはもとより、日中の気温もかなり下がってきました。この一週間の予想最高気温は12〜14℃、とそろそろ暖房を入れなければならないかも。
灯油が高くなっているというのに、電気やガスも値上げ、とこの冬はいつも以上に寒くなりそう。中でも、フトコロが特に…ね。(苦笑)

こういう時こそ…

燗酒で暖をとるに限る♪



■辨天娘 17BY一番娘 純米“五百万石65%”
カミさんも飲んだにしろ、減りが早過ぎ。もう空いてしまいましたよ。orz

玉栄ヴァージョンと比べると、締まりと強さで若干見劣りするところもあるとはいえ、それもまた五百万石の個性でしょう。米のうまみを上手く引き出していると思いまする。
それに、飲み手や飲み方を選ばないからこそ、こんなに早く空いた、とも。
そう意味での取っつき易さや安心感もまた、お酒の魅力の一つですものね。

アテは、冬瓜の煮物、鶏そぼろ餡掛け。絹莢が色を添えまする。
あ、ひょっとしたら夕顔かも知れません。
話は逸れますが、夕顔が “かんぴょう” となることはご存じですよね?
出来合いを使うようなところはハナから論外なれど、お鮨屋さんでこれのうまいところは、きっといいお店に違いありませぬ。細巻きはもちろん、太巻きも時々無性に食べたくなりまする。
かんぴょうと鮨飯のうまい鮨屋に、ハズレなし!?
鮭の白子の煮付け。白子が大好物とはいえ、鮭だけはどこか大味、もしくは生臭くて、なかなか「うまい♪」に当たらないのですが、これはまずまず。
そして、ごった煮の鍋。おや、珍しく、塩鱈が…。
昨今は白子ばかりが珍重されて、次に真子、と身の方はすっかり軽んじられた感のある鱈ですが、その昔、下町で飲む時、湯豆腐にこれを入れてもらうだけで、「すげぇ、デラックス!!」と貧乏飲みが盛り上がったものです。
“たらちり” も今では地味なメニューにされてしまったのでしょうか。

しかし、秋が深まってくると、何気なしに昔を思い出すことが多くなりますな。
年か? X-)

Follow me!

頭上で白鳥の声が…” に対して2件のコメントがあります。

  1. hirorin より:

    そういえばうちにある辨天娘はなんだっけ?と見てみて
    ・・・玉栄ってお米の名前だったんだ・・と
    初めて知りました(笑)
    飲むことばっかり集中して、まだまだ日本酒のことを
    なーんにも知らないで飲んでいます。
    お米の名前、本当にいろいろありますよね。
    ついこの前まで、強力もお米だと思ってなかったくらい(焦)
    みんな本当に詳しくて、本当に尊敬しちゃいます。

  2. おやぢ より:

    To hirorinさん
    この前も「頭で飲むな」といわれたばかりですから、
    まっとうな酒をベロでしっかり覚えさえすれば、
    余計なことは知らなくてもいいんです。(笑)
    こちとらはメシのタネですから、あべこべに「知らざるを得ない」だけ。X-)

コメントを残す