独り酒
自然が織りなす見事な色合いをボ〜ッと眺めて和んでいる自分。「年を取ったなぁ」と実感する瞬間でもありまする。X-)
こんなことを書いていた昨年の今日から、何だ燗だ(笑)といいつつ、また一年が…。
未だに辛うじて首がつながっているのは、ひとえに酒縁のおかげに他なりませぬ。その一つ一つの縁のすべてに、あらためて感謝を。m(__)m
■神亀 純米 “上槽中汲” H13BY
2001.12詰ですから間もなく6年を迎えようというこれなれど、“生酒の開栓常温放置” という賭けに躓いたようで、少々の黴臭が…。orz
それさえ苦にしなければ、瓶内に揺らぐ澱ともども圧倒的なうまみを味わわせてくれまする。当然、「黴臭何するものぞ」とか〜ん(燗)♪
熱燗(50℃近辺)以上、飛び切り燗(55℃近辺)未満から冷ませば、さらにウマウマ。やっと出番を迎えた “秋味” で湿らせた喉は、早くもグビグビのお催促です。(笑)
アテは、豚ハツ。たっぷりの塩胡椒で下味が…。
春菊・人参・シラタキの手抜き風白和え。(苦笑)
“のっぺ” の割に汁が少ないけど…取りあえず、里芋、人参、茸、こんにゃくに銀杏も加わり、飽きずに食べられるし、アテとしてもよしという郷土料理の優等生。里芋のネットリしたうまみと銀杏が○。
茄子とピーマンの煮物。出汁を吸った茄子が甘くて、トロトロ♪
“かきのもと” の酢の物や白菜の浅漬けを間に挟みながら、“神亀” をグビ、グビり。
〆には柿も食べて、独酌お終い。
もっと呑みたいところなれど、カミさん抜きですから、後片付けが…。
使った調理器具以外の洗い物まで、久しぶりにしてしまった夜でした。X-)
カミさんがいなくて後片付けが面倒な時は・・・
お皿にアルミホイルを引いて、お皿の型をとり、その上にラップを引いてお皿として盛りつける。
らくチンですよ、何品あっても洗い物なくて♪・・・って、震災があったらみんなそうやってるのかな?
季節の色をボーーーーっと眺めるのは歳もそうなのかもしれないけど、やっぱり感性だと思います。大人になってもそういうの興味無い人いますからね。幼稚園児でも敏感な子いるし・・
でも、無関心よりはやっぱり敏感な方が幸せだと思います。
(もしかしたらまた2重投稿になってるかもしれないので、一方消してくださいませ)
6年も前の生酒?!すご〜い。
これって、おやぢさま個人のものでしょうか、それとも、まだ売り出されてるんでしょか?!
でも、そういえば神亀さんとこの保存倉庫を見てると、
こんな年季ものがゴロゴロしてそうですね(笑)。
To まき子さん
これ、このロットの最後の一本の開栓放置もの。よって、売り物ではな〜い♪
神亀ではありませんが、同BYの生原酒ならまだどこかにあったかもね。;-)
最近の神亀さんは全般に結構新しいですよ。
古いものは…ごく一部を除いてなさそう。(涙)
To hirorinさん
そのラップは当然、ゴミでしょ? 石化製品、減らさないと…。
震災の経験はありませんが、余震が来ても大丈夫な発泡スチロール系の器が
重宝しそうです。洗えば壊れるまで何度も使えますしね。
あ、これも、これも石化製品だぁ。X-)
子どもは敏感なのが当たり前であってほしいですね。
鈍感なまま大人になったら悲惨。