近頃のオヤジどもは…
「お〜い、来たぞ〜!!」の声とともに既にできあがったオヤジ一行襲来。
「飲み屋じゃねぇ!!」といったところで酔っぱに通ずるはずもなく、
機関銃の如くにあれこれ自分たちのいいたいことばかりを延々繰り返す。
「今どきの若いもんは…」などととてもいえないオヤジの生態ですな。(笑)
「何がいいの?」「あったかいおチャケの上等な奴♪」
「つまみないよ」「持ってきた♪」
と仕出しの折詰を差し出されちゃあ、しょうがあんめぇ。
■鯉川 純米吟醸 “美郷錦” H17BY
タンポで飛び切り燗(55℃近辺)にしてから徳利に移すと、ピタリ熱燗(50℃近辺)♪
独特の香りがありまするが、酔っぱは「いい酒だぁ」とご満悦。
「あのな、今度な…」「はいはい」
ペロッと一升瓶が空いたところで、酔っぱオヤジたちは限界に。
「気をつけてよ。今夜は途中で寝たら死ぬからね」
■睡龍 速醸純米吟醸 無濾過生原酒 H18BY
拙宅に戻り、いつもどおり「取りあえず燗♪」なれど
「あれれ、これしかないの!?」
定量に満たない “睡龍” を飛び切り燗(55℃近辺)に…
「わぁ、真っ赤っか!?」
土鍋の蓋を開けたカミさんが途方に暮れてこちらを。
冷蔵庫を見やれば、豚肉と豆腐が。長葱を追加し、ついでに味噌を入れ、辛さを和らげて…。
一人前そっくり置いていかれた仕出しも広げ…
さて、仕切り直し〜♪
チョビッとつきあった “鯉川” の下地がありまするゆえ、アチチの鍋をハフハフしつつ、原酒なれども…はなっからグビグビ全開♪
鰤の刺身や鰈の煮付けもパクパク、ムシャムシャ。
「お代わり〜♪」「まだ飲むの?さっきも飲んだんでしょ!?」
「だって、まだアテはあるし、半分でいいから」
■生酛のどぶ H17BY仕込19号 +13.5
「休み、どうする?」「今週なら空いてるって」「また集るつもりか?」
と簡易宿泊所の主の思惑に苦笑いしたあたりから記憶が…。
酔っぱおやぢはこれだから。orz
どういう結論を出したのか、まだカミさんに確かめていないけれど…
とてもあのオヤジ一行だけを責められませんわ。(苦笑)
なんだかんだと楽しそう♪
ちゃーんとアテ持参というところは、気の利かない若いモンより
かなり気が利いてます。
えっと・・酔っぱオババの乱入はどうでしょう?
黒はんぺんと桜海老持参してたらOKですか?(笑)
To hirorinさん
まぁ、何といったところで顔なじみですからね。
酔っぱ姐さん、しかも黒はんぺんと桜海老持参なら、大歓迎でござる。
ご近所の“しぞぉ〜か”(磐田)生まれも呼んで、盛り上がりましょうぞ♪
ただし、9時間はイヤじゃ。(笑)
昔は「今頃のわかいもんは〜」という言葉に腹がたっていましたが
今の自分もたまに「今頃のわかいもんは〜」って言っているのに、ハタと気づきます(笑)。
永遠になくならなさそうな言葉ですね。
ちなみに酔っ払いワカモンはいかがでしょ〜。
To まき子さん
その台詞を口にすることがバロメーターでしょうか。
酔っぱのワカモンも大歓迎♪
茶色いのや酸っぱいのや濁ったのや…次々に驚かせながら
燗酒人間にきっちり改造してしまいますから。(笑)