いつ来るんかい? “京編” -4-
松尾から嵐山・御室・金閣寺脇を抜け、京都府立植物園の北、北山通へ。
のどかな昼下り、ある店の席に座って窓の外を見やれば、黄色い花が今まさに満開。
ここぞとばかり、光学12倍ズームの威力ですな♪
縁側で日向ぼっこする猫のようにすっかり和んでしまいましたが、この花、“黄梅"ではなさそう。桜のような花びらだけど、なんでしょうねぇ。
賀茂川から北山通の北手を歩いてくると、通り沿いに看板がちょこんと。路地の奥にあるお店へと誘(いざな)いまする。
抜けるような空を仰ぎながら生成の暖簾をくぐると…
吹き抜けの天井があっけらかんと高い割にこぢんまりとした店内。あの“さいとう"さんも衝撃を受けたという “じん六” さん。窓を極力廃した我が隠処と違い、こちらは大きなガラス窓から冬とは思えぬ温かな陽射しが差し込みます。
まずは “そばがき” とビール♪
といっても、しがない運転手はカミさんがうまそうに飲む姿を指咥え組。X-)
色鮮やかな山葵の清澄な香りを感じつつ、もっちりプリプリの “そばがき” を一口、なめらかな食感の後に蕎麦の風味が口中に溢れます。◎。こちらはもり汁もですが、お醤油の色が薄い!!
おやぢは福井産蕎麦粉十割の “田舎そば” 大盛り。カミさんはそれに茨城産、北海道産が加わった “そば三昧” だったのですが、写真消失。どれもやや緑がかった蕎麦の風味を損なわないようにか、醤油は元より出汁もあくまでも控えめ。シンプル、はたまた素っ気ない、のギリギリをついていて、前夜の “たかはし” さんの汁とは対極にあるかのよう。
後から来店された女性の二人組、ビールと天ぷら、加えて “そばがき” に “そば三昧”。
おぉ、ビールをお代わりですか!? 平日の昼だというのに、この健啖ぶりは見事。
思わずまき子さんとhirorinさんペアの呑み喰いシーンを思い浮かべ…。(笑)
会計をしながら、ご主人としばし立ち話。
「メニューには冷たいお酒しかないようですが…」
「温かいお酒もあるにはあるのですが…」
「じゃあ、次回はそれをドンと(笑)」
しかし、此度の京巡り、鯖鮨といい、酒に蕎麦といい、思いっ切り “さいとう" さんの後追いをしているような…。(苦笑)
【京編、まだしつこくつづく】
■蕎麦屋 じん六 【地図】
京都市北区上賀茂桜井町67
Phone. 075-711-6494
Open: 11:45〜19:00/毎月曜・第4火曜休み(祝日の場合は翌日)
蝋梅では?
花が蝋みたい。
では、ごめんなさい。
To 田舎もんさん
あ、暗紫色といわれる花の中心部を見ていませんし、匂いも嗅いでいないけど
それかも。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロウバイ
“唐梅(からうめ)”ともいわれるのですね。
昨日京都に電話したところ
「ひょっとして関係者やないかな思とりました」とのこと。
いきなり燗酒をたずねるとバレまする。
(当店でもね)
ワタシも後追いしたいなぁ(笑)
To さいとうさん
ちゃんと名乗ってきましたよ、「埼玉からの回し者です」と。(笑)
後追い、夜逃げにもつきあいますか? (爆)