曲者じゃ!!
タイトルとは裏腹に話はストレート♪
先日…
- ブレンドするんで調べていたら、瓶貯の原酒に面白いのがあったんですよ。
とっても○○○○(答は後ほど♪)なんです。
これをベースにするつもりなんですが、ご入り用ならその分だけ除けます。
残りは割水してブレンドしてしまいますから、一回こっきりですけど…。
とまたもや悪魔の囁きが…。
くぅわぁ〜、カネがなくて酒だけでは足りず、身も売るか(売れるのか?)!?
という貧困酒屋に天使はいないのでせうか……。
■睡龍 速醸純米瓶燗原酒 H17BY
早速、冷やジュル。
「あれぇ〜、“睡龍” 臭くない!?」
しかも、原酒にありがちな鈍重さは微塵もなく、スルスルと喉を通り、ストンと腹に収まりまする。後のキレも申し分なし。
「なにこれ!?」はひたすらウンマい。(笑)
アチチに燗をつければ…
もちろんさらにうまみは増すものの、スルスル・ストン・スパ〜ッ、青竹(ヒント♪)を思わせる潔さはそのまま。
となれば、もう、グビグビ・パクパクでしょ!?
アテは、蛸の和風マリネ。ノンオイルで針生姜とともに漬けられていますが、小さな蛸ですから足は丸ごと一本、そのまま。弾力がすごく、噛む度に弾けるかのよう。
かつ、「おぉ〜、これは!?」の子持ちでしたから、子が口の中でまったり♪
ヤバい、蛸も酒も止まりませぬ!!
当然のように、お代わり〜♪
今度は、豚肉・茄子・ピーマン・エリンギのオイスターソース炒め。
この “睡龍” 、中華の濃い味付けもしっかり受けとめますが、力任せの真っ向から対峙…ではなく、雪の重みに耐えながらもいつの間にかはね返している竹を思わせる強さ。
小森谷嬢が『しなやか(答♪)』といいたくなるのも無理ないことと実感。
「いやぁ〜、こちらも止まりませぬぞ」と独りグビ♪
しかし、いくらしなやかでも…やはり『原酒は原酒』
であることを今朝、思い知りました。(爆)
飲み過ぎたのは自己責任なれど、「敵ながら天晴!!」のとんだ曲者。
これは割水などせず、ぜひ生(き)のままで味わってくだされ。
ただし、ごく僅かな数量ゆえ、各々方、出合い召され〜い♪ (笑)
>敵ながら天晴!!
ふふふ・・こういう感じ、いいですね♪
飲み過ぎても爽やかな気持ちになれそう(笑)
日本男児の心意気を見た感じがしまーす。
? hirorinさん
飲み過ぎは・・・「頭に酒が…」で決して爽やかではありませぬ。(笑)
だからといって、「うまい酒だった」というベロの記憶が消えるはずもなく、
男児というには年を取りすぎたおやぢめを興奮させてくれました。