試飲用私物化

試飲用に栓を開けて、少し、あるいはかなり飲まれた後、端瓶となったまま放って置かれている、いわゆる開栓放置酒が数多ありまする。時折思い出しては味見すると・・・
「わぁお!!」「あらま!?」「へぇ〜!?」「うげぇ!!」「ダメだこりゃ...orz」
当然、すべてが意に適うはずもないのですが、今宵は…


竹鶴■竹鶴 純米 “秘傳” (16.6詰)
今となっては “クラシック竹鶴” と呼んでも良さそうなこのラベル。ん!? 右隅に署名と落款が…
なんと画の作者は、あの横山大観!?!?
叶うものなら「竹鶴家の土蔵を覗いてみたいっ!!」とあらためて思ったのでした♪ (笑)

中身は…色は紅茶を思わせるいつもの “竹鶴色” 。そしてその味は「秘傳も熟れるとここまで!?」のトロリと練れたうまさに驚きながら、甘の余韻を楽しみます。
もちろん燗を…そうそう、“竹鶴イコール煮る” と安直に決めつけてはいけませぬ。この味わいならせいぜい上燗(45℃近辺)から熱燗(50℃近辺)までに留め…のつもりが飛び切り燗(55℃近辺)になってしまいましたが、急冷する代わりに冷やをちょっと足して増量♪

アテの稚鰤の刺身は素直に山葵醤油で。
鶏ササミ・胡瓜・玉ねぎのサラダは柚子胡椒を混ぜたマヨネーズで。
切干し大根の煮物の素朴な味わいなど、様々な味わいとほぼ完熟と思われる “秘傳” を合わせつつ、グビグビ全開♪

当然、三合強は残っていたであろう四合瓶は空っぽ。
すみません、試飲用なくなりました。(汗)

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試飲用私物化” に対して2件のコメントがあります。

  1. hirorin より:

    なんと、横山大観の画だったんですか!?
    ちっとも気付かなかった!
    ラベル大事にとってあるから、家に帰ったらしっかり見てみます。
    お値打ち〜・・な気分でーす。

  2. おやぢ より:

    ?hirorinさん
    こちらもマジマジと見たのは初めてだったので驚きました。
    きっとこのアングルで撮らなければ気づかなかったでしょう。
    ラベルをコレクションできる人、尊敬します♪

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