今日も今日とて
「これ、酒の肴にしてくれ」とまたもやH1兄から、今度は栃尾の油揚げが…。
タコの残りと温海名物、赤かぶ漬も出揃って、すっかりH1兄家依存症。
おかげでアテに不自由はしませぬが、おチャケは…これだけはさすがに自前ですな。
■睡龍 速醸純米吟醸 H15BY
届いて直ぐに開栓して以来、ずうっと放置されていましたから詰日付どおり四年に及ばんとする居候。敷金なし・礼金なし・家賃なし、そしてトラブルなしの四なし♪ (笑)
仄かな熟成香、そして引き潮を思わせる後味。肝心なうまみは実に酒らしい味わいとはいえ、甘の欠片もなし。まるで酒の『髄』だけを取り出したかのよう。
完全醗酵はもちろん、切れるところまでメーター(日本酒度)を切ったがゆえの淡麗辛口。アル添と炭濾過とで仕立てた『のようなもの』が決して真似のできない、まっとうな酒だけが持つ質実剛健さ。
しかし、加藤杜氏が自認する『華のない酒』の極致であったであろうこの15BYに入れ揚げるなんぞ、よほどの変人か、どMでしょうな。(笑)
「もっとしっかり焦げ目をつけて」というリクエストも揚げの脂ゆえか、なかなか焦げ目まではいかないものの、カリッと炙られた油揚げを生姜醤油にチョン♪
山葵醤油で食べるタコブツも昨夜に引き続き、ウマウマ。
加えて、秋刀魚の煮付けにおからと地味なアテが地味な酒を守り立てまする。(笑)
定量に満たなかった睡龍だけれど、なぜかそれなりに満足。
これも地味な酒がもたらす滋味のなせる業? 🙂
「今年も “ひやひやおろし” が出ます」
という二夏越し18BY生詰のご案内をいただいたのはありがたいけれど、実は…
“ひやひやおろし” どころか “ひやひやひやおろし” となる三夏越し17BYがもう少々。
これがホントの冷や汗!?!? (苦笑)
※久保本家の “ひやおろし(生詰)” は…文中にあるように当年酒ではなく、一年余計に寝ています。
だから “ひやひや” おろし♪ (笑)
水のように薄いのに後口がもったりするのを「端麗辛口」と謳っているのとはちがって、
こういうのを本当の端麗辛口というんだー!
と、間違えてる業界に言いたいです。
To まき子さん
後口がヒリヒリするものも多数。(笑)
まずまずというものもありますが、燗をつけると…
ほとんどが終盤に息切れを起こしてしまいますね。
銀色ビールが“辛口”だと納得する人にはあれも辛口なのでしょうが、
決して“淡麗”ではありませんものね。
この前、きもとの15BY飲みましたが、まだ早いと感じました・・どうでしょうね・。
15日(あ、今日か)に出荷するやつね・・まだ若い?
To たく@酒遊倶楽部さん
生�の 15BY って純米の方?
来年の秋まで封印ですね。(笑)
生�純米吟醸もそれまで持っていたかったけど…。
今日出荷って速醸の 15BY がまだあったの?
最近は仕事が暇なので余計に寝ています(笑)
To kazuさん
そいつは困りもの。all-or-nothingプレゼンを入れてもらわねば。(笑)
早くお引っ越しが終わってガッツりやれる日がきますように♪
私の睡龍との出逢いは、生もと純米15BYと、この純米吟醸のにごりでした。
まずいわけではないのに、飲むのがつらくなるような、そんな気持ちを抱かせてくれた、最初の酒でした。
To Yasuさん
15BYの睡龍を初めて口にした時は…
「どこに味があるの?」と何度も必死に利いたことを今でも思い出します。(汗)
実際、これほどまでに難渋させてくれたお酒は後にも先にも…
あ、生�強力の14BYもありました!! (笑)
まだ15BYをお持ちでしたら是が非でももう一年我慢しましょ♪
わかりました。
きもと15BYは大切にとっておきます。
きもと強力の14BYももう1年くらい大切にとっておいたほうがいいですかね?
To ま・ぜらさん
決して確信ではないので申し訳なくも思いますが…
20BY 酒が本来出てくる秋口まで待って、ようやく 5 年ですから。
個人所有ならではの「楽しみ」ですもの♪
あの生�強力は…ずうっと常温でしたらそろそろ試したいですね。
手元のは大事を取って雪冷え(5℃近辺)貯蔵でしたから。(汗)