燗酒な日々
懺悔

■呑録(旧暦3/23)生酒を燗したときの、生老ね香やムレ香ともいえる、腐ったご飯の臭いのような、あの独特な香りが"でぇ〜っきれぇ〜!!"なばかりに、生酒嫌いで通してきたのにぃ…。しかも、某先生の論を得て、ます...

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燗酒な日々
連荘

■呑録(旧暦3/22)帰ったら、食卓に豚カツがどかんと。うぅむ、酒をなんにしようか。やや強めの酒が良いかな。おっ、これがあるよ。けど、昨晩に引きつづき竹鶴かぁ。良いじゃない、好きでしょ?『竹鶴 純米酒 秘傳...

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燗酒な日々
こんな余禄でもなければ…

久々の…■呑録(旧暦3/21)旧暦でも春分を過ぎたこの日、巷ではゴールデンウイークがスタート。10連休どころか休みもままならない身の上では、うまい酒で自分を労うのが関の山。ということで、飛びっきりを用意。そ...

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燗酒な日々
旧暦弥生の酔初め

■呑録(旧暦3/1)いつもお邪魔する狼亭さんの『掲示板』で紹介された御亭主のレビューにまんまと唆されて、久しぶりに森喜さんの酒を選んだ。『英(はなぶさ)jungin』か『同生もと純米14BY』以来か。『るみ子の酒 純...

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燗酒な日々
どっちだ?

■呑録(旧暦2/30)暦日や雑節が季節とずれを生じているように感じ、敢えて旧暦でこの呑録を書き始めたが、「旧暦の2月には30日があるんだ!?」、これもそれゆえに初めて知り得たことの一つだ。たわいもないことだけ...

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燗酒な日々
春宵一刻

■呑録(旧暦2/29)ソメイヨシノの芽が色を付けはじめた。日差しはいかにも春。初霞ならぬ春霞がたなびく日も近い。『鯉川 純米吟醸にごり酒』ならば、この酒が良い。「生もとのどぶ」や「竹鶴純米にごり酒」ほど醪...

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燗酒な日々
休日の夜に

■呑録(旧暦2/28)知人によれば「味が多すぎるから6BYが良いよ」とのことだったが、枯れ味だけの古酒はこちらの体力も要求するから、まずはやさしい甘さに馴染んでからだ。『旭菊 特別純米 5BY古酒』廃線となったJ...

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燗酒な日々
仏滅

■呑録(旧暦2/27)傷も癒えない内に塩を擦り込まれるかのような不味酒の待ち伏せにあった。原価も分かっている酒だから飲みたくもなかったが、お愛想の一つが二つ、二つが三つと重なるばかり。無理が通れば、道理は...

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燗酒な日々
そして誰もいなくなった

■呑録(旧暦2/26)我が家からとうとう娘たちの声が消えた。あとに残るは爺婆とその予備軍である我ら夫婦。うるささからは解放されたが、大人だけというのも実に味気ないものだ。『羽前白梅 純米吟醸』しんみりとし...

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燗酒な日々
麦酒な夜

■呑録(旧暦2/25)『あわや』で書いたような出来事があった後だから、正確には日付が変わっているのだけど、まぁTVの番組表だと思えば…。:-)『サントリー スーパープレミアムモルツ』コンビニで久しぶりに覗いたリ...

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