飛んでもはっぷん、歩いて…
今年出た17BYの生酛は口にできるのだろうか…という状況ですが、それにも増して気がかりだったのは、どこかで
大和の14BY、飲み頃過ぎたってのも面白そう!
と揶揄されていたこれ。
「まだ5年でしょっ!? そんなヤワい酒を造るモアイ杜氏じゃないぞっ!!」
と思いつつ、雪冷え(5℃近辺)庫で3年7ヶ月、その後は常温で5ヶ月放置、と今夏の猛暑に耐えた一本をチェックしてみることに…。
ちなみに詰日付は15.10。ってことは、残りは雪冷え庫に4年もいる訳ね。X-)
■小笹屋竹鶴 大和雄町純米原酒 H14BY
開け立て、かつ、冷やでも十分な練れ味が感じられますな。
竹鶴らしさを存分に発揮させようとアチチ燗(60℃近辺)超から冷ませば、もうウマウマ♪
苦や渋が鳴りをひそめ、この先、さらなる円みへと向かおうとする様がありあり。
飲み頃過ぎたどころか、熟女好みのベロには、やっとこれから♪
アテは、稚鰤(わらさ)の刺身。さすが天然もの。下卑た脂がなく、円やかさを増した “大和雄町” ともぶつかり合うことはありませぬ。
シメジ・ソーセージ・豆腐を炒め煮にして、片栗粉でとろみをつけたもの。
“かきのもと” やレタスとトマトは出汁醤油+米酢でさっぱりと。
胡瓜の糠漬けもいい漬かり具合で、パリポリと…。
呑みながらあらためて思ったことは…
「やっぱ、5年かかるのかぁ〜」
大和・宿根5年、生酛8年、実る頃には酒は無し!? (笑)
桃栗三年柿八年梅の十三年待遠い・・・ええーーん、白髪が生えちゃいますよ〜(涙)
To まき子さん
13年待っても熟れを期待できない梅もありますけどね。:-p
白髪が生えたら…まき子さんも程良く熟れたってことの証かと♪ (笑)
え〜ん、うちには無いよ〜
賛美歌13番を歌いたくなるです。
先日15BYで、まだ早いなあと思ってました。14がやっと、飲み頃が近づいてきたくらいなんですね
では、もうしばらく押入れに奥深くに入れておきます
To 三平さん
さすが冷蔵熟成。汚れがまったくありませぬ。
竹鶴とは思えないくらい、キ・レ・イ♪ (笑)
Gはバチカンでスパコンを狙撃したばかりで、目下休養中ダス。;-)
To ま・ぜらさん
14BY持っていませんでしたっけ?
冷蔵だから余計に時間がかかりましたが、七分咲き、ほぼ満開ですな♪