心の準備

生きていればどんなものにもつきものなのが、「別れ」の二文字ですな。
ひたすら熟成を待ち侘びて、「やっとこれから」という時には、酒がない!!
もう幾度となく繰り返してきたことなれど、またしても…。
「飲むんなら、まだ17BYでしょ!?」と気軽にいっておられなくなりました。orz

「酒がなくなる」こともさることながら、齢を重ねれば確実に「自分がなくなる」時にも近づいている訳でして…。
その時になって後悔しないよう、今日もまたせっせと、呑む!! (笑)

生酛のどぶ■生酛のどぶ H17BY仕込16号 +12
届いて一年。常温で一夏越させましたから、「もうそろそろ」という淡い期待は…
初恋のように儚く散りました。X-)

冷やジュルではそこそこ熟しているように感じられまするが、アチチ燗(60℃近辺)超から冷ますと、またもや蕾に逆戻り。
もっとも比べる相手が二夏越えのこれですから、“16号" にとっては迷惑千万な話。

「これは…14号も試す必要あり♪」と身勝手に呑兵衛的解釈を…。
連夜の “17BY" 減らしと相成りましてございまする。

生酛のどぶ■生酛のどぶ H17BY仕込14号 +9
同じ “+9" なれど、やはりあの満開の風情にはもう一歩及ばず。
とはいえ、これ、ホントにもう少し。
その証拠にアチチ燗(60℃近辺)どころか、煮ちゃえばもうウマウマ♪

今宵のアテは味噌仕立ての鮟鱇鍋。正肉はもちろん、ひれやコラーゲンたっぷりの皮もたんまり。もちろん、鮟鱇に欠かせない肝も。
その肝を一口。そこへ “どぶ” をグビりとくればもう、プハ〜ッてなもの♪
本場の “どぶ鍋” とはまいりませぬが、取りあえず “どぶ” さえあれば…。:-)
自家製のポテトサラダもたんまり食べて、当然、「お代わり〜♪」

あれれ、カミさんも二本目。「あんたも!?」「うん♪」
おいおい、一日一本、三日で三本!? そんなに稼ぎがないでしょうに…。(汗)

しかし、これからすると、今後の “どぶ” には、あの “ひやひやおろし” 並みに “二夏越し” の禁固刑を申し渡さねばなりますまいかな。
その際は、我が口を養うだけでもヒ〜コラいっている貧乏人を頼らずに…
どうぞ各々のご自宅で軟禁してやってくだされ♪ (笑)

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心の準備” に対して6件のコメントがあります。

  1. まき子 より:

    はあぁ〜〜、こちらでも鮟鱇鍋・・・。
    おせんを読んで、無償に食べたくなっております。
    どぶ汁とどぶ、これまた合いそうですね。
    肝は汁にも具材にも、という感じでしょか。
    あ〜食べたい〜。

  2. おやぢ より:

    To まき子さん
    あら、“おせん”も読んでいるの? アンコウの登場は“其之十二”ですな♪
    スーパーで売られていた鍋用だから、肝がチビッとしかないの。
    悔しいから佐渡から丸物仕入れて、ほんもののおせん流“どぶ汁”に挑戦!?
    ちなみに、作るとしたら酒粕も入れるのが酒屋流♪ (笑)

  3. A Happy New Year!
    ちょっと早いけれども。ついにどぶ酒をわかりました!蔵人クロード漫画で見つけました!
    面白いのはクロード/Claude派フランスの名前です。Maaアメリカ人はよくフランス語の名前を使うんですね!
    乾杯!Sante!Cheers!Prosit!Skol!Na Zdrani!
    ロベル

  4. おやぢ より:

    To Robert-Gilles Martineau (ロベル)さん
    31日まで仕事ですし、年賀状もまだ手をつけはじめたばかり。
    ちと早過ぎですよ。X-)

    それにしても、この“どぶ”をご存じなかったんですか?
    我が家では疲労回復剤や風邪薬としても年がら年中大活躍しているというのに、
    まだまだマイナーですこと。
    これ、静岡酒には絶対にない味わいですよ♪ (笑)

  5. ごめんね!
    今年外国以外殆ど静岡県から出てなかったから静岡産地酒しか飲まない!
    とりあえずどぶ”を探すけれども静岡県さnの高島酒造(白隠正宗)は似ている酒を造っているみたい。。。。
    乾杯!
    ロベル

  6. おやぢ より:

    To Robert-Gilles Martineau (ロベル)さん
    どういたしまして♪
    “どぶ”に似せた酒は数多ありますが、やはり似て非なるもの。
    代わりになる酒は…ちと見当たりませんな。(笑)

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