といっても、磯野家の会話ではありませぬ。
出雲崎でただタラといえばスケソウダラを指します(真鱈はそのままマダラと呼び、区別しています)が、中越沖地震以来、魚の居場所が変わったのか、「今年は鱈が全然揚がらない」といつもの魚屋さんが悲鳴をあげていました。
白子・真子・肝はもちろん、頭から尻尾まで捨てるところがない上に値段も安く、庶民の味方としてこの時期、煮付や鱈汁などに大活躍するタラがいないなんて…。
温暖化の影響だけではないような…。X-)

睡龍■睡龍 速醸純米 H15BY
さすがに生酛はもうないでしょうが、速醸なら加藤杜氏の初年度の酒がまだ飲めまする。
しっかりアチチに煮て、ウンマ〜い♪

今にして思えば、「どこにも味がねぇ〜!!」だった、あの困ったちゃんが、よくぞここまで練れてくれたもの。きっちり締まったうまみ。これ以上の余計な味は要りませぬな。

アテは、佐渡産稚鰤の刺身。
脂たっぷりの寒鰤もいいですが、年寄りにはこれくらいで十分。
同じく佐渡産真鯖のソテー、カボチャのソテーとレタス添え。
これまた余計な脂がなくて、鯖ならではのうまみがしっかり。
当然、酒との相性も◎。となれば、杯の進みもグビアップ♪ (笑)

■神亀 純米 “ひやおろし” (2006.10詰)
あれほどの締まりを感じさせた “睡龍” の後でも、さらにその上を行く締まり。
「生酛じゃなくても速醸だってきちんと造ればこういう酒ができるんだ」
という亀専務の声が聞えてきそうですわ。減り方早し!! (笑)