吟醸酒ももちろん
昨日は一日中…
「変な頭痛があるなぁ。免許センターかどこかでインフルエンザもらった?」
と憂鬱でしたが、にごり燗酒を飲んで熟睡した今朝は…
「ありゃ、何ともないわ」
前の日もアルコール消毒は欠かさなかったのに…。(笑)
●天穏 純米吟醸 “改良雄町” H19BY
ガチガチ純米に開いた口も塞がらないまま、またしても♪
「ひょっとするとこれも…」という疑心暗鬼は含んだ一瞬で消えました。
「ひょえ〜、うまぁ〜!!」
吟醸であることをこれ見よがしに主張する香りはないものの、ベロの上で転がる玉のような吟(醸)味がしっかりとこれが吟醸酒であることを物語ってくれまする。
飛び切り燗(55℃近辺)ほどに上げても崩れることなく、飲み頃に冷めればよりうまさがふくらみ、そして円やか。
鱈の煮付けには鯉川など山形酒を選ぶことが多いのですが、この純吟も繊細な鱈のうまみをしっかりと引き立ててくれますから、すぐさま鱈の煮汁で煮た大根や里芋にも箸が伸び、杯の進むピッチも急加速。
カキノモトのお浸しで口を直しつつ、グビグビり〜♪
こういうきれい、かつ品格のある酒は長崎杜氏ならではですな。
おかげで早々に「お代り〜!!」
きちんと燗をつけて食事とともに楽しめてこそ、まっとうな酒。
たとえ吟醸酒であろうとも、この大原則が変わることはありませぬ。
初めて天穏を飲んだのは、もう3年ほど前ですが、
それでもあの時の衝撃というか何と言うか、インパクトは忘れられません~。
「品格ある」って言葉に納得です。
でも、あの頃から比べても、また造りの味わいがちょっとずつ変わってきてるような。
良い意味で。
To まき子さん
どのお酒にも通ずる「これぞ天穏」という型があるのですよね。
ただし、それも長崎杜氏がおられたからでして、新杜氏は…
あれからもどんどん唆されて、ますます不謹慎な酒造りへと変身中ですから
この先はどうなりますやら。(笑)
日常の食卓で「今日の料理にはどのお酒を飲んだらいいかな?」と
ちょっと迷った時に安心して選べるお酒・・・っていう印象の天穏です。
天が穏やかっていうのもいいですよね~
人が穏やか・・な私になりたいです。
To hirorinさん
いつリーチをかけられてもこの安パイがあれば…って? (笑)
世の中ももう少し穏やかになってほしいもの。
えぇっ!長崎杜氏辞められたんですか??
To りょうさん
辞められたというか、新杜氏のお目付け役として残っておられるはずですけど…。