燗酒な日々
青春のかけら

■呑録(旧暦2/24)この街に置き忘れたかけらはないが、四半世紀余りあとに我が娘を住まわせることになるとは…。出かけた時間が遅かった割にはスムースに片付いた。必要なものの買い出しは明日に回して、取りあえず...

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燗酒な日々
このにぎわいも今宵限り

■呑録(旧暦2/23)娘たちをお江戸へ送り出す前夜、このところにごり酒に圧倒された夜が続いたから澄み酒を選んだ。『旭菊 純米酒 大地』福岡産「無農薬山田錦 酒米生産者 古川伊津雄」の肩貼り。7号酵母か?。「そ...

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燗酒な日々
燗粥酒 part 4

■呑録(旧暦2/22)酒縁のおかげで急遽決まった追加公演。この日の主役は…『清酒竹鶴 雄町純米にごり酒 16BY』そう、「原爆にごり」の異名を持ち、市場にはごくわずかしか出回らなかったレアもの。横臥状態で届いた...

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燗酒な日々
燗粥酒 part 3

■呑録(旧暦2/21)さんざんじらされた庄内のにごり酒がやっと届いた。『鯉川 純米吟醸にごり酒 16BY 瓶燗火入れ』「開栓当日だろうがなんだろうが、こりゃ、もう、飲むっきゃないでしょ」と、いそいそと持ち帰る。...

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燗酒な日々
春の息吹、くぎ煮

■呑録(旧暦2/20)『秋鹿 雄町80%精米無濾過原酒 2004 火入れ』二週間ぶりの秋鹿の雄町だが、「あれれ、戻った?」。せっかく開いてきたのに、また引き籠もってしまったかのような印象。最近、飛び切り燗が続いた...

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燗酒な日々
これもまだまだ

■呑録(旧暦2/19)『白影泉 山廃純米 山田錦5割5分磨き 14BY』ラベルの左下に小さく「奥播磨」の文字が。そう、あの下村酒造店の昭和初期の(純米)ブランド。第二次大戦中の米不足で製造中止を余儀なくされ、昨秋、...

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燗酒な日々
退去命令が出る前に

■呑録(旧暦2/18)この日は、端瓶整理の日になってしまった。『杜氏の詩 特別純米酒』お燗待ちの間の冷やジュルジュルにちょうど猪口一杯。まろやかという言葉が相応しい。ここの酒は突出した癖・嫌味がないのが特...

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燗酒な日々
まだまだ硬い

■呑録(旧暦2/17)『日置桜 生もと強力 H14BY』持ち込んで燗付けを頼んだが、開栓直後でもあり、自分で燗をつける訳じゃないから適温が見つけにくい。15℃において半年経ってこれ。いつまで待ったら直ぐに飲めるよ...

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燗酒な日々
燗粥酒 part 2

中国(≠China)とお江戸東部に唆されて手を出してしまった火入れのにごり第2弾。『清酒竹鶴 純米にごり酒 16BY』。手元の通常純米15BYが昨秋からやっと飲めるようになったことを考えると、「にごりとはいえ火入れの...

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燗酒な日々
燗粥酒 part 1

せっかく届いたというのに、外飲みの日。無理を云って「秋鹿 千秋」を使ってもらったが、薬罐燗がいただけない。二次会でも不味酒を避けてビールに逃げたが、大手メーカーのビールだから、これまた翌日に持ち越す...

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