若桜駅倉吉での忘れ物。X-)
煮酒さんとこで “柚べし” と引き換えに鷹勇の酒粕の味見をさせていただくつもりだったのに…。
取りあえず、“吟醸粕” は来たんですけどね。

さぁ、このまま帰らなければ、ホントに夜逃げしたとされかねない最終日♪
やってきました一年半ぶりの若桜の里。

いきなりの “煮酒の舞い” に前後不覚となった先回と同じ轍を踏まぬよう、“若桜弁財天” へお詣りしてから訪ねたのは…

太田酒造場先客の後ろで待っていると…
「ご一緒ですか?」
とお母さん。
「おやぢです」
アポなしだっただけに真ん丸な目を回しそうな驚きようで、
「まぁまぁ」
と思い出していただけたようです。
「おばあさん、おばあさん、杜氏さんを呼んできて」
に笑顔がやさしいおばあちゃんのご登場。
醪ほどなく麹仕事を中断して杜氏が…。
「お久しぶりです、徳光です」
と先回賜ったあだ名でご挨拶。(笑)

ご当主が戻られるまでに「先に蔵でも…」
と案内していただいた仕込蔵には、今季の六番娘・七番娘・八番娘の元気な醪や、すでに搾り終わった一番娘から五番娘までのタンクとご対面。
残すところ、もう二本までこぎつけられたようですな。“麹室” から “酒母室” へと変わったプレハブ庫の中には…
酒母いつもながらにかわいい量の “酒母” が…。
二階へ上がって、今季から元の場所に戻った “麹室” へ入ると、ご当主の弟さんが杜氏の抜けた後もお一人で麹仕事を。
熱気でレンズが曇ってしまったため写真はありませぬが、
「今までより乾き気味で」
と杜氏。
まぁ、毎年どうなるかという規模の造りですから、いろいろあって当然で、それがまたが楽しみにもなりますから。
蔵から出ると、ご当主がお戻りになっておられました。
入口「ようこそ」
と突然の来訪にも拘わらず、温かく迎えてくださって…。
ニコニコ顔のおじいちゃんからもわざわざご挨拶をいただきました。

事務所でお茶をご馳走になりながら…
「お酒をご用意しましょうか」
とありがたいお言葉をいただきましたが、頂戴したらリタイヤ確実。
「これから帰らなければならないのでお気持ちだけ」
とご辞退を。
こちらに伺うとこのみなさまのお人柄ゆえに、ホントに心の中がポカポカと温かくなってくるのです。


太田家と太田酒造場のみなさま、突然伺った非礼をお詫びいたしますとともに、お世話になりました。
ありがとうございました。

【本編おしまい】