珍しいことをすると…
「なぜ〜!?」とそこで首を傾げているあなた、不思議でも何でもありませんよ。アンチ薄酒にアンチプンケバ酒、もう一つアンチ冷酒なおやぢではありますが、それイコール、アンチ地元酒とはなりませんから。
まぁ、確かに滅多にないことですけどね。;-)
■鶴齢 特別純米酒 “五百万石” 無濾過瓶燗原酒 H14BY
15BYと記憶していたのですが、2003.12詰という表示からすると、どうやらH14BYのようですな。香りは実に控えめ。甘が目立たなくなった代わりに原酒ならではのアルコールの強さが味を支えていて、冷やでもまずまず。
飛び切り燗(55℃近辺)ほどに燗をつけて冷ますと、元々、五百万石にありがちな後の苦がないことがこの “鶴齢” の特長でしたが、決して古酒然とはしておりませぬ。練れたアルコールが骨格というよりも外殻を形作っているかのように感じられますが、欲をいえば「甘も要らなきゃ、香りも要らぬ、あたしゃ、も少し酸が欲しい」。(笑)
アテは、ロールキャベツに茄子とピーマンの油炒め、筍・ジャガ芋・ドジョウインゲン・竹輪の煮物、松の実入り卯の花。それに胡瓜と蕪の浅漬け、だったでしょうか。
最近、寝て起きると前の晩に何を食べたか、なかなか思い出せなくて…。X-)
そのくせ、お代わりに “ひこ孫 純米酒" を呑んだことはしっかり憶えていて、「酸がねぇ…」という上の小言もそれと比較してのものでありまする。
地元礼讃の翌朝は、案の定、雨が降ったり、日が射したり、おまけに雷までもが鳴り響くという、ヘンテコなお天気。
たまに…とはいえ、あまり変わったことをするものじゃない?(苦笑)
鶴齢!かなりかなり好きで、特に亀の尾の無濾過生原酒に惹かれていましたが、
五百万石・14BY・瓶燗… の響きにそれを上回る興味を抱いている
今の私です…
ひこ孫さんと較べてみると酸の問題ですか… うう〜ん、勉強になります。
To りえぞさん
“亀の尾”の純米…今も造っているのかしら。
2×4の家って、柱ではなく壁で保っているでしょ?
外側だけはそれなりの強度を保っていても内部できちんと支える柱がなければ、
後で間取りを変更することも叶わないことをイメージしてくだされ。
同様にお酒でも酸がきちんと出ていないと、後のキレや熟成させる楽しみが…。
やっぱり木造軸組みが良いですねぇ。
To りょうさん
やはり当事者になろうとする人にはすぐに伝わる♪
ついでに釘や金物を一切使わずに木組みだけで造ります? (笑)
口に合わなくなった昔買った新潟酒がごろごろ・・・
料理酒か酒風呂行きしかないのでしょうか。
鶴齢特純美山の甘がすっかり苦手になってしまいました。
To ちゃむさん
そんな酒まで持っていったのですか!?
酒風呂も匂うから、ウチでは松の肥やし…って松はもうないんだった。
鯉に飲ませましょうか。(笑)