未練たらしく

いよいよ霜月。ふた月ずつ記載されているカレンダーはとうとう最後の一枚となりました。
下旬には新酒の声も聞かれようという頃になって、こちとらはようやく19BYの本番。
今日、霜月の第一陣が到着。何が届いたかは、またあらためて♪

天穏■天穏 純米吟醸“馨” H19BY
19BYだし、日本酒度が+10。記載されている数値だけ見れば「まだ若くて、うまみにも乏しい」と思ってしまうところなれど、意外や意外、もう飲めまする。それに、とても+10とは思えないふくよかなうまみの片鱗も。
表示された事柄・数値だけで判断してはいけない
とつくづく思わされた“天穏”。九月に入った19BYの初物、改良雄町無濾過純米原酒につづき、吟醸もいい出来だったようで、ご同慶の至りですな。

が、タイトルどおりこれ、売り物ではありませぬ。(汗)
吟醸好きにはまだまだ物足りなく感じられるでしょうけれど、変人にはちと吟醸香がありすぎるのが、見送りの最大の理由。
とはいえ、きれいで品格のある酒には違いありませんから、余所で見かけられたらお試しを♪

そう感じたのも、豆腐ともやしにシメジが主な具、という素朴な鍋がアテだったことも影響しているかも知れませぬ。味付けも極めて薄く、具材の風味だけで食べさせるものでしたから、余計に酒の香りを強く感じたのでしょう。

その証拠に「お代わり♪」で選んだ蔵の華ヴァージョンの“綿屋倶楽部”でさえ、
「くせ〜(吟醸臭い)!!」
とこぼしておりましたから。(苦笑)

ちなみにウチが入れたのは “馨” は “馨” でも…18BYの中汲み。(爆)

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未練たらしく” に対して2件のコメントがあります。

  1. shoot より:

    あれ?
    今年どっかで
    「馨」18BYの中汲み呑んだ気がするんだよなぁ。。
    どこだっけかなぁ。。。
    島根だっけかなぁ・・・
    東京だっけかなぁ・・・

  2. おやぢ より:

    To shootさん
    それ、ちっとも不思議じゃないんです。
    タオ君に預けっ放しになっていた奴をようやく引き取ったので。(汗)
    さすがに16BYはなくなったようですけど、何なら17BYも飲みます? (笑)

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