まっ白な…
「東京には空がない」
光太郎の詩ではありませんが、今日も朝から重い雲に覆われ、空がなかった当地。
「霙まじりになってきたなぁ」
と庭の苔を見ながら思っていたら…
その内に粒がどんどん大きくなって…
水気の多い雪なれど、とうとう本降りに。
水気が多いからこその今冬初長靴♪
となりました。X-)
こういう光景を見ると…
小椋佳の詩に井上陽水が曲をつけたこの歌を思い出してしまうのですが…
初めて聴いた時に「まっ白な陶磁器を」を…
「まっ白な掃除機を」と聴いてしまい…
「白い掃除機って珍しいね。しかし、掃除機を眺めているだけ?この人にしては変な詩だなぁ」と首を捻っていたのは内緒。X-)
■天穏 純米 “攻め純米” H17BY
雪のような白い肌ではなく、先日登場した “日焼け美人” の方♪
ご覧のメタボどころか、今にもはち切れんばかりに “ぶりこ” の詰まった鰰(魚偏に雷とも書く)が目に入ったので “天穏” を選んだのですが、これが、“攻め” とはいえ上品な上に控え目ながらも酸もあり、実にウンマい♪
ツツツ〜っと喉を滑り落ちまする。
ところが、台所の鍋を見やれば…
これまた、ご覧のトマト煮が!?
「げげ!? いくらなんでもこの酸味は」
酒の選択を誤ったかと思いきや…
「あらま、いいじゃない!?」
かなり辛口のイタリアの白を彷彿させる味わい。まろやかにはなりませぬが、互いにすっきりさっぱり、という方向に振れまする。
目立たないものの、思いの外に酸があったのね。いや、決して見くびっていた訳ではないのですけれど〜。(汗)
てな訳で…
帆立・大根・長根の煮物や茹でた白菜をつまみながら、ツツツイ〜っと “天穏” を。
2本目を必死に堪えたのは、今日のこの天気を虫が知らせたのでしょうか。
おかげで、タイヤ交換2台と消雪パイプのメンテナンスで腰が…。
幸い明日は年内最後の休み。「お代わり〜♪」必至の夜になりそう♪