軌道修正
暮れから正月にかけて普段なかなか手を出せないお酒でも、ここぞとばかりに奮発された方は多かったことと思いますが、やはり高い酒は高いだけあってうまいわけでして…。
中には値段と不釣り合いなお酒もありますが、そんなものは端っから論外。いくら物好きとはいえ、無駄遣いは慎まないと身が持ちませぬ。
そろそろ高いおチャケに慣らされた口を元へ戻さないと懐にも響きますから、しばらくは定番酒のおさらいを…。
●清酒竹鶴 純米 (2005.10詰)
詰口からすると、たぶん16BYでしょ。開け立てですからかなり厳しいものはありますが、「あぁ、この特徴的な味わいは紛れもなく八反の “竹鶴純米” だ。でも、こんなに軽かったっけ」と思ったことも事実。
徳利の底から泡がプクプク〜ッと浮いてくるくらいアチチの燗にしましたが、「うぅ、まだだなぁ〜、こりゃ」。
しばらくお休みをいただくことに決定。
アテは、マトンの焼肉。ベタ甘、かつ人工的な風味の市販のタレが今イチどころか今サン、シ。日光を越えて “いろは坂” も軽〜く登ってしまうほど。
出来合いのはどこもヘンテコ極まりない味ですこと。(○`ε´○)
“栃尾の油揚げ"・大根・人参・シメジの煮物。薄味なれど、素朴でホッとする味わい。
大根と人参のなますをたっぷり食べて、はて、もう一品何かあったような…。
定量で終わるはずが、つい「お代わり〜♪」。ひもじいんだからほどほどに〜。X-)