ますます変○に…

少し前まで、某竹原のお蔵には “吟臭センサー” さんなる、吟醸香を大の苦手とする蔵人さんがおられましたが、今は何処に…。
その代わりに…といってはなんですが、ダメなんです、最近…。orz

鷹勇■鷹勇 特別純米酒 H14BY
これから10日。「おやまぁ、吟香・吟味がたっぷりと…。さすがは『鷹勇 純米吟醸なかだれ』の責めヴァージョン(ですよね?)」と持ち上げたいところですが、今宵はそれがかなりつらい体調。もちろん、普通の方にはとてもおいしく召しあがっていただけますよ。地味なイメージの “鷹勇 特別純米” ですが、ここまで熟させると、ホント、化けますねぇ。

飛び切り燗(55℃近辺)ほどから冷ますと、吟香・吟味がさらに強まります。ますますウマウマな酒になってくれているのに、この臍曲がりおやぢときたら…。それでも、昼ビールで草臥れた胃を癒すために何とかいただきました、はい。X-)

アテは、おでん。大根とがんもに蒟蒻、そして珍しく豆腐も。やや硬めの木綿豆腐にたっぷり出汁が染み込んで…「はぁ〜」と溜息が…。
先日の鰈とは種類が違いますが、鰈の煮付け。脂は少なめながら、しっとりとした身のうまさは、こちらのほうが一枚上ですぞ。
イカ(たぶんヤリイカ)刺しは、“鯉川” さん流に山葵醤油で和えてから…。
茹でたほうれん草はマヨネーズで…と思いきや、ノンオイルと書かれたこれ、「何さ、これ!?」と声を上げてしまう最悪の代物。こんなに食えないものは久しぶり。そうっと除けて、醤油と差し替え。

「あらら、終わっちゃいましたな」。なれど、やや癒し不足…。
「半分だけくれない?」と三番娘の帰省で気を良くしているカミさんにお強請り。

■生酛のどぶ H17BY仕込19号(+13)
ここから一ヶ月経って、ますます本領発揮。外連味のない切れ味により一層磨きがかかってきましたな。
「うまみが足りない」とお嘆きの諸姉諸兄もあろうかと思いますが、コシヒカリとササニシキとで互いに揚足を取り合うようなものですから…。
我が家のようなジジババ食には、こちらのほうが似合いのようで。(笑)

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ますます変○に…” に対して4件のコメントがあります。

  1. HN より:

    鷹勇特純は身体験なので落ち着いたところを飲んでみたいです。

    某店頭で+8のどぶを発見、旨みたっぷりだろうと即購入。
    よくよくみると秋火入れでした。
    昨年の春に購入した物は、ひね香ともったり感がイマイチでしたが、同じロットでもその後の熟成を経て落ち着いた乳酸飲料に。好みです。

    ちなみに〆張り鶴純を飲みましたが、燗で香りと旨みがバラバラになる流行の若手に比べると旨いです。
    おやじ様の舌に適った越州純米も飲んでみたいです。

    冷たい酒のみあーだこーだ言っている若い酒屋も飲むべきでは?

  2. おやぢ より:

    >HNさん
    “鷹勇特純”、今はH16BYですから、2年間ご自宅においてください、(笑)
    “どぶ”でこわいもの見たさを…とお思いなら、生原酒ヴァージョンでしょうね。

    “その鶴”は勘弁してください。X-)
    加えて、「越後の」という意味でしたらおすすめもありますが、銘柄になっている
    “その州”も苦手。瓶に詰められちゃうとお燗で伸びない…。

  3. まき子 より:

    娘さんが帰ってくると、やっぱり嬉しいものなんですね〜。
    自分がお正月に帰省したときも
    一升瓶を嬉しそうに抱えて来た母親が忘れられません(笑)。
    もちろん2合以上飲んだら怒られますが・・・。
    それにしても、おやぢさまの所は、成人式って1月にやらないんですね?!

  4. おやぢ より:

    >まき子さん
    子分ができますからね。
    ウチは飲みたいだけ飲ませますよ。酔っ払って器でも壊さない限りにおいて。(笑)

    以前は8月15日でしたが、合併して3月の第3日曜になりました。
    変な時期ですよね〜。

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