端瓶整理

はたらけど はたらけど猶(なほ)
わが生活(くらし) 楽にならざり
ぢつと手を見る

という啄木同様は言わずもがな、それに加え…

持ってけど 持ってけど猶 わが在庫 楽にならざり
ぢつと瓶見る

だった昨夜のおやぢ。
手持ちの酒のどれもこれもが定量に満たない中途半端な残り具合とは…。X-)

正二合の徳利ですから半端になることは考え難いのですが、現実は…。
このままにしておいたらさらに減らされることは確実なので…
とっとと自腹へ仕舞い込むに限りまする。

セロリ・じゃこ■るみ子の酒 純米吟醸 -7号酵母- H11BY
「どうしてなの!?」の残り一合少々。
憎たらしいことにその最後の最後が、またうまいのですから…出るは溜め息ばかりなり。

アテは、セロリとじゃこの炒め物。このセロリの風味がまた杯を進めてくれるのですよ。
青菜と帆立貝柱のクリーム煮。「薄いよ」といわれたけれど、「これで十分だろ」な味わい。これ以上濃かったら、市販のルーのように不自然なうまみだけが目立ってしまうでしょ!?
すき焼き擬き。フニャフニャの焼豆腐が今イチですなぁ。
里芋・人参・大根・きんぴら天の煮物。白菜漬けで口直し…あら、もうお終い?

醂柿■神亀 純米 “上槽中汲” H12BY+ひこ孫 純米酒 (07.08詰)
「ブルータスよ、お前もか!?」のどちらも一合どころか、一升瓶の底にチビッと。
合わせ技を使っても一合少々とは…。しかも…
「あれれぇ、あの臭いは?」と “上槽中汲” の黴臭が消えたというのに…。orz

“ひこ孫” の締まりとキレが支配し、キリッとした辛口の酒を味わえるようになりましたが、とうとう12BYの “上槽中汲” とも今生の別れ。次は5年ワープの17BYに…。orz

デザートは渋抜きされた柿。こちらでは当たり前なれど、「初めてですよ!!」という方もいらっしゃいますから、まだまだマイナー?
甘柿よりも果汁まで感じられるこちらの方が好み♪

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端瓶整理” に対して2件のコメントがあります。

  1. まき子 より:

    なぜにいつも、一升瓶にちょろっと残ってしまうんでしょうね・・・。
    ふと思い起こしてみると、
    ぜーんぶ徳利に入れ切ってしまう前に、一升瓶の口を上げてしまうんですよね。
    「無くなってしまう。」と無意識のうちにやってしまう行動なんでしょうか(笑)。

  2. おやぢ より:

    To まき子さん
    それ、確信犯的行動では? (笑)
    ウチでは残そうと意識したことはありませんから、
    カミさんが手を出した証拠でもありますが…
    どちらかというと「迷わず成仏してくれよ♪」かもね。

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